「全身脱毛したいけど、高額なコース契約は不安…」「都度払いで通える所はないの?」そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、美容クリニックで5年間カウンセラーとして働いた経験を活かし、全身脱毛の都度払いシステムについて、料金の仕組みから隠れたコストまで徹底解説します。
この記事で分かること
- 都度払い vs コース契約の総額比較と損益分岐点
- 都度払い対応クリニック・サロンの料金体系と特徴
- 契約前に確認すべき隠れた追加費用
- あなたのタイプ別おすすめ脱毛方法
- カウンセリングで見抜くべき営業トークと対処法
全身脱毛の支払い方法:都度払い vs コース契約の基本構造
都度払いのメリット・デメリット
メリット
- 初期費用を抑えて脱毛をスタートできる
- 効果に納得してから続けられる
- 解約リスクがない
- 引っ越しや転勤があっても無駄にならない
デメリット
- 1回あたりの単価が高い
- 完了まで通うと総額が高くなる傾向
- 予約が取りづらい場合がある(コース契約者優先のクリニックも存在)
コース契約のメリット・デメリット
メリット
- 1回あたりの単価が安い
- 完了まで通えば総額が抑えられる
- 予約優先権がある場合が多い
デメリット
- 高額な初期費用
- 効果に満足できなくても解約が困難
- 途中でやめると損をする可能性
- クーリングオフ期間後の解約は手数料が発生
医療脱毛 vs エステ脱毛の基本的な違い
医療脱毛(クリニック)
- 永久脱毛効果:毛根を破壊し、永続的な脱毛効果
- 施術回数:5-8回で完了
- 痛み:レーザーの威力が強く、ゴムで弾かれるような痛み
- 料金相場:全身5回で20-40万円
エステ脱毛(サロン)
- 減毛・抑毛効果:毛根にダメージを与え、毛を細く薄くする
- 施術回数:12-18回必要
- 痛み:光の威力がマイルドで、温かさを感じる程度
- 料金相場:全身12回で15-30万円
都度払い対応クリニック・サロン徹底比較
医療脱毛クリニック比較表
クリニック名 | 全身脱毛1回料金 | 5回通った場合の総額 | 追加費用 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
レジーナクリニック | 44,000円 | 220,000円 | 麻酔代3,300円 | 平日21時まで営業 |
フレイアクリニック | 41,800円 | 209,000円 | 麻酔代無料 | 当日キャンセルペナルティなし |
アリシアクリニック | 39,600円 | 198,000円 | 初診料3,300円 | 4回分まとめて予約可能 |
エミナルクリニック | 35,200円 | 176,000円 | 麻酔代3,000円 | 月1回のペースで通える |
TCB東京中央美容外科 | 32,340円 | 161,700円 | 麻酔代2,750円 | 全国展開で転院可能 |
エステ脱毛サロン比較表
サロン名 | 全身脱毛1回料金 | 12回通った場合の総額 | 追加費用 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ミュゼプラチナム | 14,850円 | 178,200円 | 基本なし | キャンペーン時はさらに安価 |
銀座カラー | 12,100円 | 145,200円 | シェービング代1,100円 | 美肌ケア付き |
ラココ | 11,000円 | 132,000円 | 基本なし | SHR脱毛で痛みが少ない |
ストラッシュ | 10,780円 | 129,360円 | 基本なし | 最新のSHR脱毛採用 |
【専門家の視点】料金体系の透明化と”要注意ポイント”
隠れた追加費用の実態
医療脱毛で発生しがちな追加費用
- 初診料・再診料:1,000-5,000円
- 麻酔代:1回2,000-5,000円(VIOは特に推奨される)
- シェービング代:1回1,000-3,000円
- キャンセル料:1回分消化または3,000-5,000円
- 薬代(軟膏等):1,000-2,000円
エステ脱毛で発生しがちな追加費用
- ジェル代:1回500-1,000円
- シェービング代:1回500-2,000円
- 美容クリーム代:3,000-10,000円(任意だが勧められる)
【専門家の視点】カウンセリングでの営業トークと対処法
よくある営業トーク1:「今日契約すれば特別価格で…」
- 対処法:「一度持ち帰って検討します」と断言する
- 裏事情:特別価格は常設の場合が多く、急ぐ必要はない
よくある営業トーク2:「コース契約の方が絶対お得です」
- 対処法:「まず都度払いで効果を確認したい」と意思を明確にする
- 裏事情:カウンセラーにはコース契約のインセンティブがある
よくある営業トーク3:「他のお客様はみなさんVIOも一緒に…」
- 対処法:「今回は全身のみで検討しています」と境界線を設ける
- 裏事情:VIOは高単価部位のため、必ず勧められる
都度払い vs コース契約:総額シミュレーション
医療脱毛の場合(5回完了想定)
都度払いのケース
- レジーナクリニック:44,000円 × 5回 = 220,000円
- 麻酔代:3,300円 × 3回(VIO分) = 9,900円
- 総額:229,900円
5回コース契約のケース
- レジーナクリニック:207,900円(コース価格)
- 麻酔代:9,900円
- 総額:217,800円
差額:12,100円(都度払いの方が高い)
エステ脱毛の場合(12回完了想定)
都度払いのケース
- ストラッシュ:10,780円 × 12回 = 129,360円
12回コース契約のケース
- ストラッシュ:125,400円(コース価格)
差額:3,960円(都度払いの方が高い)
【深掘り解説】評判・口コミの多角的分析
良い評判の共通点
X(旧Twitter)での良い口コミ
「都度払いで通い始めて3回目。効果実感できてるから続けることにした!」 「コース契約で失敗した経験があるから、都度払いは安心」
Googleマップでの高評価理由
- スタッフの説明が丁寧
- 強引な勧誘がない
- 料金体系が明確
悪い評判とその背景分析
よくある不満1:「思ったより高くついた」
- 背景:都度払いでズルズル通い続けて総額が膨らんだケース
- 対策:事前に何回で完了予定か確認し、総額を計算しておく
よくある不満2:「予約が取りにくい」
- 背景:コース契約者が優先される仕組みのクリニック
- 対策:カウンセリング時に都度払いでも予約は平等か確認する
よくある不満3:「効果を実感できない」
- 背景:個人の毛質・肌質との相性、期待値の設定ミス
- 対策:1-2回目の効果を冷静に評価し、継続判断する
【実践】よくある失敗事例とトラブル回避術
失敗事例1:「都度払いのつもりが結局コース契約に」
状況:カウンセリングで「今だけ特別価格」に心を動かされて契約
回避策
- カウンセリング当日の即決は絶対に避ける
- 「今日は情報収集のみ」と最初に宣言する
- 家族や友人と相談する時間を必ず作る
失敗事例2:「追加費用で予算オーバー」
状況:シェービング代や麻酔代で毎回3,000-5,000円の追加費用
回避策
- 契約前に追加費用の詳細を書面で確認
- 自己処理の範囲と有料シェービングの境界線を明確にする
- 麻酔の必要性と代替案を医師に相談
失敗事例3:「効果に満足できず中途半端に終了」
状況:3回通ったが期待した効果が得られず、コスパを考えて中断
回避策
- 無料カウンセリングで症例写真(ビフォーアフター)を複数確認
- 自分の毛質・肌質に似た症例があるか確認
- 医師の診察時間が十分確保されているか観察
失敗事例4:「転院・解約時のトラブル」
状況:引っ越しで転院が必要になったが、同じ料金では受けられない
回避策
- 全国展開のクリニック・サロンを選ぶ
- 転院時の料金体系を事前確認
- 都度払いの場合でも会員カードの扱いを確認
利用・実行のステップ解説
Step1:無料カウンセリング予約
- 公式サイトから予約
- 希望日時を第3希望まで入力
- 「都度払い希望」を備考欄に記載
- 予約確認の電話対応
- 都度払いでの料金を再確認
- 当日の所要時間を確認(通常60-90分)
Step2:カウンセリング当日
- 受付・問診票記入(10分)
- 既往歴、服薬状況を正確に記入
- 希望部位と予算を明記
- カウンセラーとの面談(30分)
- 毛周期と脱毛効果の説明を受ける
- 料金体系の詳細を確認
- この時点で契約判断はしない
- 医師による診察(15分)
- 肌質・毛質のチェック
- 使用する機器の説明
- リスクや副作用の説明
- テスト照射(10分)
- 痛みの程度を確認
- 肌の反応をチェック
Step3:契約・初回施術予約
- 検討期間を設ける
- 最低1日は考える時間を作る
- 他院との比較検討
- 契約時の確認事項
- 都度払いの料金体系
- 追加費用の詳細
- キャンセル・変更ルール
- 解約条件(都度払いでも会員規約がある場合)
Step4:施術当日の流れ
- 来院・受付(5分)
- 体調確認
- 服薬状況の再確認
- 着替え・準備(10分)
- 専用ガウンに着替え
- アクセサリー類を外す
- 施術前準備(15分)
- 剃り残しのシェービング
- マーキング(必要に応じて)
- 施術(60-90分)
- 冷却ジェルの塗布
- レーザーまたは光の照射
- 部位ごとに効果を確認
- アフターケア(10分)
- 冷却・鎮静処置
- 軟膏の塗布
- 次回予約の相談
結論:あなたへのおすすめはどっち?
都度払いがおすすめな人
✓ 脱毛初心者
- 効果を確認してから続けたい
- 高額な初期費用を避けたい
- 解約リスクを負いたくない
✓ 転勤・引っ越しの可能性がある人
- 長期間同じクリニックに通えない
- 転院時の手続きを簡素化したい
✓ 慎重派の人
- 契約前に十分検討したい
- 営業トークに惑わされたくない
コース契約がおすすめな人
✓ 脱毛経験者
- 効果を理解している
- 最後まで通い切る意志が固い
✓ コストを最重視する人
- 総額を抑えることが最優先
- 初期費用の準備ができている
✓ 予約を優先したい人
- 忙しくて予約調整が困難
- 確実にスケジュール通り進めたい
タイプ別おすすめクリニック・サロン
初心者×医療脱毛 → フレイアクリニック(麻酔代無料、当日キャンセルペナルティなし)
コスト重視×医療脱毛 → TCB東京中央美容外科(都度払い単価が最安レベル)
痛み軽減重視×エステ脱毛 → ストラッシュ(SHR脱毛で痛みが少ない)
通いやすさ重視×エステ脱毛 → ミュゼプラチナム(店舗数が多く、キャンペーンも豊富)
よくある質問(Q&A)
Q1:都度払いでも分割払いは可能ですか?
**A:**多くのクリニックで医療ローンやクレジットカードの分割払いに対応しています。ただし、都度払いの場合は1回分の料金が対象となるため、分割回数は限定的です。医療ローンの場合、3-36回程度の分割が一般的です。
Q2:都度払いから途中でコース契約に変更できますか?
**A:**多くのクリニック・サロンで変更可能です。その場合、既に支払った都度払い分をコース料金から差し引いてくれることが一般的です。ただし、割引率や計算方法はクリニックによって異なるため、事前に確認が必要です。
Q3:未成年でも都度払いで契約できますか?
**A:**18歳未満の場合は親権者の同意書が必要で、多くの場合は親権者の同伴も求められます。また、支払い能力の確認のため、未成年の都度払いを制限しているクリニックもあります。事前に年齢制限を確認してください。
Q4:効果に満足できなかった場合の保証はありますか?
**A:**都度払いの場合、基本的に返金保証はありません。ただし、医療事故や機器の不具合が原因の場合は別途対応されます。効果に不満がある場合は、医師やスタッフに相談し、照射レベルの調整や機器の変更を検討してもらいましょう。
Q5:生理中でも施術は受けられますか?
**A:**VIO以外の部位であれば多くのクリニック・サロンで施術可能です。ただし、ホルモンバランスの影響で痛みを感じやすくなる場合があります。都度払いの場合、無理せず次回に変更することをおすすめします。キャンセル料については事前に確認してください。
Q6:妊娠・出産後の脱毛再開はいつからできますか?
**A:**妊娠中の脱毛は基本的に推奨されません。出産後は授乳期間終了後から再開可能としているクリニックが多いです(産後6ヶ月-1年程度)。都度払いの場合、長期間のブランクがあっても問題ないため、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。
Q7:都度払いでも予約は取りやすいですか?
**A:**クリニック・サロンによって方針が異なります。コース契約者を優先するところもあれば、完全平等制のところもあります。カウンセリング時に予約システムについて必ず確認し、繁忙期(夏前など)の予約状況も聞いておきましょう。
Q8:都度払いの場合、施術間隔はどれくらい空けるべきですか?
**A:**医療脱毛の場合は毛周期に合わせて6-8週間間隔、エステ脱毛の場合は2-4週間間隔が一般的です。都度払いの場合、自分のペースで通えるメリットがありますが、効果を最大化するためには適切な間隔を守ることが重要です。
まとめ
全身脱毛の都度払いは、初期費用を抑えて脱毛を始められる優れた選択肢です。ただし、完了まで通うと総額が高くなる傾向があるため、自分の優先順位(コスト・リスク・利便性)を明確にして選択することが重要です。
何より大切なのは、カウンセリングで十分な説明を受け、納得した上で契約することです。営業トークに惑わされず、あなた自身の判断で最適な脱毛方法を選択してください。